DVは、相手を支配し、コントロールしようとするための態度です

加害者は、あなたを自分の思い通りにしようとして様々な暴力をふるいます。あなたは、自分は無力だと思うようになり、恐怖を抱き、自分に対して絶望したり、あきらめたりして、今とは違う生活を想像できなくなってしまいます。

家庭では、女性は男性をたて男性の言うことを聞くものという考えが背景にあります。

DVの多くは、男性から女性にふるわれています。多くの場合において、男性は女性よりも経済的・身体的・社会的により強い立場にいます。そのような立場を当然と考え、またその権力を使って暴力をふるうのです。

どんなひどい暴力でも個人的なことだからと放置されてきました

どんなにひどい暴力があっても、家庭内のこと、個人どうしの関係には、他の人が立ち入るべきではないと考えられてきました。加害者も他の人が関わることを拒み、そのため、家庭は密室となり、暴力が放置されてきたのです。


DVには特有のサイクルがあります

爆発期→開放期→緊張期を繰り返します

爆発期→開放期→緊張期を繰り返します

爆発期の後は激しい暴力はおさまります。加害者は被害者に謝ったり、もう二度と暴力をふるわないと約束したりします。態度が優しくなり、プレゼントを贈ったりすることもあります(開放期)。そのため被害者は、今度こそ相手が変わってくれるのではないかと期待をします。

しかししばらくすると、再び緊張感が増すようになり、暴力が繰り返され、そのサイクルは早くなります。

このサイクルが繰り返されると、被害者は、自分ではどうしようもないと、無力感を持つようになります。被害者は、加害者から逃げられない、離れられないと思うようになり、長い間加害者のもとにととまってしまうのです。

※このサイクルは、アメリカの心理学者レノア・ウォーカーが、多くのDV被害を受けた女性から聞き取りをした結果、明らかにした理論です。