『ちいさい・おおきい・よわい・つよい 115号』

ちいさい・おおきい・よわい・つよい 115号

子育て中の方ならもちろん、つい誰かと比べてしまうようなことって多々あります。本書の中で心理学者である浜田寿美男さんが、やっかいなこころとのつきあい方をゆるやかに示しています。家族ってなに?人と生きるってどういうこと?この時代に生きるとは・・・。親にかぎらずこどもとかかわる大人が、がんじがらめになっているものに気づかせてくれます。
今回のテーマは「親になるまでの時間」
「怒らないでしかるのだ、なんて自分でいい聞かせても、たいていは無理。」(p.150)
腹を立てて怒っては、その怒りの半分は自分の側の問題と思って後悔する…そんな小さな失敗のくり返しのなかで、お互いの関係を築いていく…あれこれと悩んでいたことから、バカボンのパパのように「これでいいのだ!」と気持ちをスッキリと解放できる1冊です。

Y.M