人口減少や高齢化率の上昇にともない、2007年に「超高齢社会」を迎えた日本。
政府は2019年4月、改定入国管理法により外国人の受入れ拡大をすすめ、今後5年間で34万人を受け入れるとしています。
特に介護労働分野では受入れ見込み数が多いとされ、「深刻な人手不足の解消につながる」とされています。
しかし介護労働をめぐっては、就労環境の不安定さや低賃金、介護職者に対するケア・ハラスメントなどが指摘されています。
また、家庭内における介護の担い手が主に女性であることからも、日本における性別役割分業が根強いことが分かります。
一方で、近年家族の形は多様化しています。単身世帯や働く女性の増加、LGBTカップルに対する認知の広まりなど、日本社会が前提としていた伝統的な家族の形はもはや現実的ではなくなっています。今後、隣人としての外国人住民が増えることにも伴い、これから先の人生や地域社会のあり方を改めて考えるきっかけとして、講師からの話題提供(テーマ別講演会)とグループワークを通じて考えます。
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詳細情報
- 日時
- 2019年10月5日(土) 14: 00~16: 30
- 場所
- すてっぷホール
- 内容
- 【第1部】講演
①「生活者」としての外国人との共生を考える
②介護労働のグローバル化時代における脱家族化と共生社会
【第2部】報告&グループワーク
③豊中の現状紹介
④グループワーク「とよなかで考えるわたしの未来」 - 講師
- ①郭辰雄(NPO法人コリアNGOセンター代表理事)
②大塚陽子(立命館大学教授)
③(一財)とよなか男女共同参画推進財団 事務局長 松井晴美
(公財)とよなか国際交流協会 事務局長 山野上隆史 - 参加費
- 無料
- 対象
- 80人
- 一時保育
- 要事前申込。〆切は9月27日(金)。1歳~小学3年生までの子ども1人つき500円(税別)
- 問合せ先
- とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ<水曜休館>
電話:06-6844-9773 - 主催
- とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
(指定管理者:一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団)
とよなか国際交流センター
(指定管理者:公益財団法人とよなか国際交流協会)