書籍名 | わたしはフリーダ・カーロ 絵でたどるその人生 |
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著者 | マリア ヘッセ∥作 宇野 和美∥訳 |
出版情報 | 花伝社 2020年 |
請求記号 | 723/ヘ |
私がこの本を選んだ理由は、表紙の絵に一目惚れしたからです。
表紙の絵を描いたマリア・ヘッセ氏について、訳者解説にこのように書かれていました。
「初めてマドリードの書店でこの本を手にとったとき、ヘッセの描くフリーダに一目で魅了された。本人の特徴をよくとらえて、強い意志や苦悩をにじませながらも、どこかチャーミングで清々しい。グロテスクな場面も嫌悪感を起こさせずに見せてくれる。」
まさに私もこの通りに感じました。
マリア・ヘッセ氏はフリーダをとても可愛いイラストで表現していて、わかりやすく、フリーダの魅力を理解するのに時間はそれほどかかりませんでした。
後にフリーダの本物の絵を見たとき、あまりに忠実に描かれており、とても驚かされました。
フリーダ・カーロは世界で有名な女性画家の一人です。
しかし、フリーダは私には考えもつかないような波乱万丈な人生を送りました。
彼女は幾度の困難にも立ち向かい、決して引き下がろうとはせず、考え方や見方を変えて困難を乗り越え、最後まで諦めずに、自分の人生を歩みました。
さらに多くの名言も残しています。
フリーダが描く絵は奇妙ですが、彼女の人生を知ることにより、彼女の言いたいことが絵を通して伝わってきます。
フリーダがどのような人物かまだ知らないという人も、ぜひ、この書籍から始めると気軽に読めて、理解もしやすいと思います。
K.R