書評・ブックリスト
情報ライブラリーの書評、ブックリスト、新着図書紹介、コラムのアーカイブです。
知らなかった戦争の頃の生活「戦下のレシピ」
「戦前の日本」は実際にどんな暮らしだったのか?
『ヨチヨチ父 ―とまどう日々―』
慣れない育児に奮闘し、ママの怒りを上手にかわす。(=ヨチヨチ父)わが子との生活の中で親がどのように成長するのかが、この1冊にギュッと詰まっています。
新幹線の中で泣きました。 【元気になるシカ】
去年の春頃、ネットで流れてきた漫画で印象に残っていたものが書籍化されました。とてもいい内容だと思っていたので「情報ライブラリーに入れたい」と思っていました。その、念願かなって所蔵した本です。
『ちいさい・おおきい・よわい・つよい 115号』
子育て中の方ならもちろん、つい誰かと比べてしまうようなことって多々あります。本書の中で心理学者である浜田寿美男さんが、やっかいなこころとのつきあい方をゆるやかに示しています。
『きりこについて』
本書の主人公きりこは、両親の愛情をたっぷりと注がれ、蝶よ花よと育てられた女の子。その見た目は10人中10人が「ブス」と認めるもの。でも両親の愛情に守られたきりこには、人に「ブス」とは認めさせない不思議な魔法がかかっていました。しかしその魔法も、好きな男の子に「ブス」と言われたことで解けてしまいます。
『町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト』
「図書館に勤務している方には、この本はとてもオススメです。」と近所の庄内図書館の館長からこの本を紹介されたのが、昨年の冬。まちづくりの先進事例として、その名を全国に轟かす岩手県紫波町のオガール広場。このオガール広場がなぜ、どのように生まれたのか、またどのように育てられてここまで来たのかを、丁寧な取材に基づいてまとめられた記録が、本著である。
雑誌 [Rikejo]
昔はほとんどが男性であっただろう職場でリケジョとして活躍している女性や、リケジョが働いているお仕事(「リケジョブ」と呼んでいます)を紹介したり、リケジョ大学生の一日に密着取材していたりします。
犠牲の累進性って?
ビッグ・イシューに2006年から2015年まで連載されていた「世界の当事者になる」から厳選した98篇のエッセイをまとめた1冊で、時事問題から個人的なことまで、深い洞察に基づいて鮮やかに描き出されている良著です。