ギャラリーストーカーとは、画廊で作家に付きまとうストーカーのことをさし、その多くが中高年男性で、美術大学を卒業したばかりの若い女性作家が狙われていると著者は言います。 「僕がたくさん作品を買ってあげる」などと言って近づき… 続く
書評ブログ
スタッフが情報ライブラリー所蔵の本の中から、おススメの本をご紹介します。
両手にトカレフ
舞台はイギリス。 主人公の14歳の少女ミアがいる環境は、シングルマザーの家庭に育ち、母親は薬物に手を染めてしまっているため、ミアが幼い弟の面倒をみるヤングケアラーという、決して恵まれたものではありません。 そんな彼女が日… 続く
娘が理解できません
著者はアドラー心理学の第一人者であり、講演活動やカウンセラー活動を通して、数多くの親子と関わってきた岩井俊憲さんで、本書を「大人になった娘さんとの関係に行き詰まりを感じているおかあさんのための本です」と述べています。 本… 続く
『ぼくたちが 知っておきたい
生理のこと』
本書はお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉さんが産婦人科医高尾美穂さんから生理についての基本的なレクチャーを受け、男女約480人によるアンケート回答を交えながら、生理の微妙な距離感、生理痛、メンタル不調、更年期、閉経… 続く
『私だけ年を取っているみたいだ。ヤングケアラーの再生日記』
著者の水谷 緑さんは、精神科病棟で働く看護師の物語「こころのナース夜野さん」シリーズや「精神科ナースになったわけ」など、人のこころや生きづらさに焦点を当てた作品を数多く描いています。 本作の主人公ゆいは母が統合失調症を発… 続く
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
この本は、父の日記に書いてあった願いをきっかけに、家族の身の回りに起こった愛しいことを書いたエッセイです。 若くして急性心筋梗塞で急逝した父、2年後に倒れ下半身不随になった車いす生活の母、生まれつきのダウン症で知的障害の… 続く
10代の妊娠 友達もネットも教えてくれない性と妊娠のリアル
この本は、元養護教諭で、現在は性教育講師として活動している著者が、子どもたちの悩みに答える形式で書かれています。 妊娠したかもしれないと心配でも誰にも言えず、病院へ行くことも不安がある。ネットで検索しても正しい知識を見分… 続く
トランス男性によるトランスジェンダー男性学
以前、社会的には女性として生活していた著者は、性同一性障害という診断を受け、身体的に男性になるための治療をしてきました。トランス男性は、男性として生活することを望み性別移行しますが、生きやすさとともに戸惑いや孤独を抱えま… 続く
日本のふしぎな夫婦同姓
筆者は大学で教鞭を取り、観光社会学を専門としている社会学者です。 ジェンダーやフェミニズムに詳しいわけではなく、自身が結婚を機に妻の姓に変え、姓を変えるのはそれほど単純ではないと身をもって体験したことを男性の視点から書い… 続く
ハリエット
この映画は奴隷として扱われていた黒人たちを解放へと導いた黒人女性ハリエット・タブマンの半生を描いたストーリーです。 彼女は黒人女性として初めて米ドル札の顔となることが決まりました。 ハリエットは改名する前は通称ミンティと… 続く