本書の主人公きりこは、両親の愛情をたっぷりと注がれ、蝶よ花よと育てられた女の子。その見た目は10人中10人が「ブス」と認めるもの。でも両親の愛情に守られたきりこには、人に「ブス」とは認めさせない不思議な魔法がかかっていました。しかしその魔法も、好きな男の子に「ブス」と言われたことで解けてしまいます。

情報ライブラリーの書評、ブックリスト、新着図書紹介、コラムのアーカイブです。
本書の主人公きりこは、両親の愛情をたっぷりと注がれ、蝶よ花よと育てられた女の子。その見た目は10人中10人が「ブス」と認めるもの。でも両親の愛情に守られたきりこには、人に「ブス」とは認めさせない不思議な魔法がかかっていました。しかしその魔法も、好きな男の子に「ブス」と言われたことで解けてしまいます。
「図書館に勤務している方には、この本はとてもオススメです。」と近所の庄内図書館の館長からこの本を紹介されたのが、昨年の冬。まちづくりの先進事例として、その名を全国に轟かす岩手県紫波町のオガール広場。このオガール広場がなぜ、どのように生まれたのか、またどのように育てられてここまで来たのかを、丁寧な取材に基づいてまとめられた記録が、本著である。
昔はほとんどが男性であっただろう職場でリケジョとして活躍している女性や、リケジョが働いているお仕事(「リケジョブ」と呼んでいます)を紹介したり、リケジョ大学生の一日に密着取材していたりします。
ビッグ・イシューに2006年から2015年まで連載されていた「世界の当事者になる」から厳選した98篇のエッセイをまとめた1冊で、時事問題から個人的なことまで、深い洞察に基づいて鮮やかに描き出されている良著です。